音楽教育やリトミックが選ばれる理由

目次

音楽教育・リトミックの効果

リトミックとは「良いリズム」のこと。今、この教育方法がすべてのお子様に良いと注目されています。

世界的に認められているこのリトミック、いったいどのような効果があるのでしょうか?今回はお子様への影響について考えていきましょう。

音楽教育・リトミックが良い教育法とされる理由10選

  1. 多感覚への総合的なアプローチ
  2. ノンバーバル(非言語的)コミュニケーション手段
  3. 自己表現と自己肯定感の向上
  4. 社会性・協調性の発達
  5. 運動能力(運動神経)と身体意識を育む
  6. 集中力・注意力・反応力の向上
  7. 予測可能性から安心感の提供
  8. 記憶力・創造性を養う
  9. 情動調整
  10. 個々の状態やneedsに合わせた柔軟な対応が可能

① 多感覚への総合的なアプローチ

人にはたくさんの感覚があります。リトミックでは、幼少期の子どもにとって大切な基礎感覚を充分に刺激します。それにより、音楽による聴覚刺激はもとより、触覚、視覚、固有覚、前庭覚などバランスよく育みます。

固有覚、前庭覚とは
  • 【固有覚】 自分の身体の位置(姿勢)や力加減(物を持ったり動かしたり)などを司ります。食事の時に座っていることや動きのバランス、生き物にはそっと触ったり、物を雑に扱わないなどの感覚を養います。
  • 【前庭覚】 「体のバランスを感じ取る力」「動きを感じる力」のことで、バランス感覚というとわかりやすいかもしれません。リトミックの音の分割は横揺れと縦揺れを刺激するのにとても良いとされています。また、眼球運動とも連携しているので、ピアノの読譜力、いわゆる「先読み」はとても良いトレーニングになります。

② ノンバーバル(非言語的)コミュニケーション

音楽は感情や意思を表現するのに、とても有効な手段です。音楽を聴いて体を動かしたりリズムを表現することは、内面の感情を解放したり、他者との共感を深めることができます。

音楽がメジャーなのかマイナーなのかで表現が変わります。また、先生の動きを真似たり、2人一組でお互いの動きを真似たり触れ合ったりすることで、コミュニケーションを図ることができます。即興演奏などは、自分の中の感情やリズムを解放し、音による自己表現を養います。

③ 自己表現と自己肯定感の向上

音楽に合わせて自由に体を動かしたり(リトミック)、楽器を演奏する体験は、自己表現の喜びをもたらすことがわかっています。また、その成功体験を積み重ねることで、自信がつき、自己肯定感を育みます。

音楽に合わせて自由に体を動かすこと(お遊戯とは全く異なります。)

  →制限のない表現活動は自己肯定感を高めることがわかっています。

自分の出した音が音楽の一部になる喜び

  →達成感と自信につながります。

他者またはグループの前で、自分の考えた動きや演奏を発表する

  →衆目される経験は自己肯定感を育み、感情のコントロールにもつながります。

④ 社会性・協調性の発達

順番に動きを披露したり、楽器を演奏したりすることで、順番を守ったり、他者と協力すること、一緒に何かを作り上げるなどの社会性を育むことができます。音楽を通じた一体感は、他者との関係を築く上で、身に付きやすく、重要な経験となります。

⑤ 運動能力(運動神経)と身体意識を育む

リズムを感じる・表現する力、指先を使ったリズム表現や操作、音の重心を感じバランス感覚を感じる力、体の各部分を意思的に動かす行為は、運動能力(運動神経)を育み、バランス感覚や身体能力を高めることが分かっています。

音楽やリトミックでは、これらのことが充分に行われますので、バランス良くその成長を養うことができると言われています。

⑥ 集中力・注意力・反応力の向上

音楽の変化に注意を向けることは、集中力を高め、それを維持することに効果的です。

短い音楽に合わせて特定の動きを促したり、楽器を演奏することは、注意の焦点を絞る練習なります。

音楽の変化(テンポ・強弱・音色等)に合わせて動きや表現を変えること、リズムパターンを理解し、再現することは記憶力や注意力を養います。

⑦ 予測可能性から安心感の提供

音楽の構造やリズムパターンは予測可能性をもたらします。予測可能性は不安感を軽減する効果があります。楽曲の繰り返しなどの要素は、安定感や安心感を提供します。

特に音楽活動のルーティーンは、安心・安定した環境を提供します。リトミックでは、繰り返しの多い楽曲を使ったり、同調の即興演奏を取り入れたり、毎回同じルーティーンのレッスンを行うことで、安心してその場を楽しむ時間を作り出します。また、ピア具チャーカードの多用は視覚的な手がかりで理解を促すので、安心・安定を助けます。

⑧ 記憶力・創造性を養う

音楽の動きやパターンを記憶したり再現することは、記憶力や想起力・創造性を刺激する良い機会となります。

過去に行った音楽や動きを思い出して再現する。

  →長期記憶を刺激します。

音楽の一部を聴いて、その雰囲気から続きのリズムを思い出したり想像する。

  →聴覚的な記憶と想起力、創造性を養います。

音楽・動きのシーケンスを覚え、順番通りに行う。

  →連続的な記憶力を高める。

⑨ 情動調整

音楽には、感情や気持ちを揺さぶる力があります。音楽・リトミックを通して、喜び・悲しみ・怒りなどの様々な感情を安全な環境で感じることを体験・表現する頃で情動をコントロールする力を育みます。

様々な音楽を聴き、それに対応した動きや表現をする。

  →感情の表出。

音楽に合わせて呼吸やストレッチを行ったり、呼吸と共に表現する。

  →感情や情動を自己コントロールする練習。

音楽を通して、喜びや悲しみの感情を共有する。

  →共感する力を育み、感情の理解を深めることができます。

⑩ 個々の状態やneedsに合わせた柔軟な対応が可能

活動・演奏の難易度は一人ひとりに合わせて調整することが可能です。

リトミックは講師はアクティビティによる効果を理解していますが、生徒の皆さんは、ただ楽しみ体を動かしているうちに多くのことを習得できるというのが良いところの一つです。

ピアノなどの楽器に関しては、一人ひとりの可能性を見ながら、講師によって様々なレッスンを展開することが可能です。

このことは、音楽やリトミックの可能性を示しています。

音楽教育・リトミックが選ばれる理由

ピアノなどの楽器を取り入れた音楽教育や、体で表現するリトミックは、楽しみ生きる力を育てる感性と人間力を育てるための教育方法です。専門的に学んだ講師のもとで行うことで、多くの可能性を引き出すことができます。

​​「見て、​聴いて、判断して、動く(動かす)」=目・耳・脳・身体をつなげる。

  →自分で考え、自分で判断し、気持ちと体を一致させて行動することができるようになる。

時間・空間・エネルギー(Time/ Space /Energy)を感じる。

  →音楽によって自由に表現することで、感じる心や感性を磨くことができる。

全ての子供達が、自ら考え自らの意思で行動する。心と体を一致させて、その場を楽しみ安定した心で、生き抜くための力を育むための教育法です。とても素晴らしい教育法です。

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