ピアノはいつ始めるのが効果的?
ピアノは何歳くらいで始めたらいいの?何歳までなら始められるの?
ピアノは未就学児から始められます。そして、幾つになっても始められます!!
ピアノを弾くと、脳がフル活用♫
ピアノは楽譜を見ながら弾いています。楽譜を見ると・・・ 瞬時に脳が分析処理、脳から身体のたくさんの機能に指令が送られます
目から入ってきた譜面は、一瞬で脳で分析されます。そして、また一瞬で処理されて指に指令が伝達されます。脳から出された指令が指に伝わって、華麗な指さばきが行われます。それが、ピアノを演奏する事です。目で常に譜面を”先読み”し、脳で理解して、両手、両足で演奏。それを耳で聴き、また先読みし、・・・繰り返していきます。両手の指で、全く別々の動きをするピアノ演奏では、いったい脳の中で何がどんなことが起こるのでしょうか?
ワーキングメモリーとは?
”ワーキングメモリー”とは、このように一時的に情報を保管し、同時に処理する仕組みのことを言います。 いわゆる、頭の良い人の脳はこの機能が発達しています。ピアノを演奏することは、このワーキングメモリーのフル活用です。 ワーキングメモリーが発達すると、記憶力が強化されるので、一般的な学業や仕事、さまざまな知識が伸びます。 また、小脳への刺激により、心の安定にも大きな影響があり、自分の感情をコントロールする力が伸びます。 それだけでなく、運動機能にも一役買っています。集中力は、ぐんぐん身に付きますよ。
ピアノは脳の構造改革
まさに、ピアノを習うことは、脳のさまざまな機能に影響を与えます。 ”習い事はピアノだけ”と言われる理由はそこにあります。 ピアノの演奏によって、将来にとても良い影響があるのです。脳が鍛えられる事によって、脳の左右のバランスも非常に安定してきます。早い方では4ヶ月ほどで、脳への効果が現れると言われています。 実際に、脳の構造改革が始まるのは、2年程度と言われています。まずは2〜3年続けてみるのが良いですね。
こどものピアノ学習メリット
こどもがピアノ学習を始める時期は、3〜4歳くらいが良いと言われていますが、脳のシナプスが発達する、8歳までには始められると良いと思います。 個人的には3歳程度ではプレピアノで楽しく音楽を学ぶのが良いと思います。リトミックなどを取り入れたり、塗り絵で音符に使われるマルが描けるようになったり、数字は指番号や伸ばす長さにも出てくるのでとても大切ですね。30分ほど座っていることができること、数字が分かるようになれば、始め時です。 こどものピアノのお稽古は、その将来にとても良い影響があります。習いことに迷ったら、ぜひピアノを始めてみましょう。
大人のピアノは最高!
大人のピアノはとても良い習い事です。 これまでお話ししたように、ピアノは最強の脳トレです。脳のトレーニングによって、老化防止、認知症予防、運動機能への刺激が期待できます。 つまり、楽しい長寿を目指すことができる一つの方法です。 大人になって、初めてピアノを触るというのも、新しいことへのチャレンジで、とても素敵な取り組みですよね。最初はできないのが当たり前です。 やってみる、そして、続けることが大切です。
コメント