好きを力に
体験しない経験
最近では、AIの普及により、とても便利になってきました。今では、スマホを持たないなんて考えられません。一方で、私たちが実際に体験していないのに、動画などであっという間に答えが分かってしまったり、自ら考えたり工夫することなく情報が与えられることが多くなっています。
体験せずにあたかも経験した様に感じてしまうことで、感性の欠如が生じ、心で(脳で)考えたり、感じたりする機会が少なくなっていることに危惧することさえあります。
ですので、私のピアノ教室・英語クラスではぜひ色々なことを体験して、色々な気持ちを感じて欲しいといつも願っています。
「好きなことをしたい・・・」
「好きなことをしたい・・・」というこの思い、これはどんな人も持っている共通の思いではないでしょうか。
よく、子供たちがレッスンで言っています。
「勉強やる必要あるの?やりたくない!好きなことだけできればいいのに!」「宿題がたくさんあって、学校は大変!」「赤ちゃんに戻りたい!」
どうしてそんなふうに思うの?と聞いてみると、
「赤ちゃんの時は、好きなことだけやってればよかった!」「赤ちゃんの時は、ママが優しかった!」「赤ちゃんには宿題やれって言われなかった!」など・・・出てくる出てくる笑
大人・シニアの生徒さんは、「子供の頃からピアノをやってみたかったんです。」「何か音楽がやりたくて。」「ピアノの音が好きなんです。」という様な感じです。
好きを育てよう
これは私のレッスンで大切にしていることですが、その人自身を認めること。人と比べず、今できること、今感じていること、今努力していることを認めること。はとても大事にしています。
みんな、個性があり、感じ方も異なっています。ピアノや英語も始めた時期も違えば、得意・不得意も違います。
小さなお子様のピアノレッスンで良く「うちの子は他の子より出来なくて」「進みが遅くて」と言われることがあります。どうか、人と比べずに、今その子ができていることを認めてあげて欲しいと思っています。
また、「なかなか自分から練習(勉強)しなくて・・」と相談を受けますが、実はそれ、普通です。大人は自分の「好きなこと」が分かっていますが、お子様の場合「好き」がたくさんあります。誘惑もたくさんあります。なので、関心のある声がけをしてあげて欲しいと思います。
お母さんの関心こそが、やる気スイッチなんです。
待つことの大切さ
幼児期からピアノを始めた生徒さんがいました。お教室に来てもウロウロ、グダグダ。。でも、ピアノは気になる様子。指導しようとすると、凄まじい抵抗に遭います。
さて、どうしたものか・・・
待ちました。ひたすら待って、信頼関係を気づくことを大切に、時々声かけ。
1年半くらい経った辺りから、少しづつ成長が見られ、2年経った頃から、きちんとレッスンも受けられるようになり、とても上手になってきました。
英語の生徒さんでも、お教室ではふざけちゃう。発音はしたくない。言われたことはやりたくない。でも、ずっと語りかけていました。3年経った辺りから、今までレッスンで歌っていたお歌を一生懸命英語で歌い始めました。
「ちゃんとやらないのなら、辞めさせるよ!」と言ってしまいます、と相談を受けることがありますが、辞める選択肢より、長い目で見てあげて、小さな成長を認めてあげることが良いのでは無いかと感じています。
好きを力に
好きなことする時は、意外と頑張れるものです。その経験が、将来何かをするときに役に立ったり、ヒントになったりすることがあります。
自分で経験したことは、自分の力になります。特に、好きなことをするときに努力したこと、味わったこと、頑張ったこと、挫折したこと、悔しかったこと、達成感など、これらの体験が自分自身の力になります。
時間がかかっても、思う様にいかなくても、好きであれば夢中になることができます。夢中になれば、続けることができ、それは変化につながり、無限の可能性を秘めているからです。
その好きを続けることで、壁を乗り越えられたり、心が穏やかになったり、素晴らしい向上心で喜びを感じたり、笑顔の源になればそれが一番です。
好きを育て、時には待ち、時には背中を押し、塩梅を見ながら、そして勢いに乗ってみることが必要ではないかと思っています。
好きを力にして、自分で考え体験し、自身の人生を思い切り楽しんでください。









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