ポジティブシンキングとは

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思考のクセ

人それぞれ、いろいろな考え方がある様に、それが積み重なると、ある種の癖のような、思考の方向性が見えてきます。

たくさんの生徒を見てきて思うことは、みんな考え方や感じ方が違っているということ。これは、とても良いことだと感じています。個性なので、大切にしていきたいですし、違っていることがとても面白いですよね。そして、時代背景による思考の傾きがあること。また、同じ思考を繰り返すことにより、ある種の癖の様に、方向性が一定化する様だと思うことがあります。

ポジティブとは、前向きに・上を向いてなどの意味と解釈されますが、積極的思考のことだと考えます。楽観的思考とは少し違いますね。

「まぁ、いっか」は生きている中で、私の口癖の様になっていますが、私の場合、この言葉の背景には「何とかなる」「やってみなきゃわからない」などの意味を含んでいると思っています。

考え中のイラスト

モーツァルトの解釈

小学生くらいの時でしょうか、モーツァルトのソナタを手がけることがありました。私も、世のお子様たちと変わらず、ペダルが好き!ペダル踏みたい!と思う子供で、あのペダルを踏んだ時に感じる、音の響きや広がりが大好きでした。

当時ピアノを師事していた恩師に、モーツアルトはペダルは踏まない!と何度も言われたものです。

モーツァルトの時代には、今のようにたくさんの鍵盤があるピアノではなく、響きも今のピアノの様に広がる音色ではありませんでした。譜面を見ると、バッハと同様に、音を伸ばすところではトリルが使われている場面があります。伸ばしても十分に伸びる音を引き出すことができなかったので、使われた方法です。

また、鍵盤の戻りが今のピアノとは異なり、とても遅かったので、高速の連打などは使えませんでした。表現だけでなく、技巧にも制限があったのですね。

1音1音が際立ち、真珠の粒のような音が降ってくるモーツァルトの曲ですが、私が弾くと、霞がかかったり、音程よりも感情を優先するような揺れる音の膨らみ、これモーツァルト?ロマン派と勘違いしてるんじゃ・・・と言われるような演奏でした。

音楽を演奏するということは、ただ楽譜通りに弾くのではなく、時代背景や作曲家の人物像、その曲を作曲した背景や暮らしぶりなどを考えて演奏しなければならない、ということを理解できていなかったのですね。

モーツアルト

ポジティブとは

私たち人間には、とてもありがたいことに、先人がいつも導いてくれる環境があります。これは音楽に限ったことではありません。周りの人達に助けられ、いろいろな話を聞くことができ、教えられ、考えて成長することができます。

師から、そこはそうじゃないよ。そういう解釈もあるかもしれないが、時代背景を考えた時、このように考えるのが正解です。と言われた時、自分とは違う感性が入ってくるので、おや?となりますね。

なぜ、そういうことを言われるのか?モーツァルトの演奏に限らず、様々に意見してくれる人は、私がまだ到達していない分野に達していて、すでに経験し、学んでいるからこそのアドバイスや、事実や理論に基づいた解釈を意見してくれているからです。

私にとってのポジティブシンキングとは、まず、人から言われたことを否定しない、一度しっかり受け止めてみる。ということです。

人は一人では生きられません。周知の事実ですが、こういうところにも現れてきていますね。

毒キノコを食べようと思って、誰かが止めてくれたとします。この意見に耳を傾けずに食べてしまったら、大変なことになりますよね。

人から何か言われた時に否定することはとても簡単です。でも、それを理解しようと思い、受け止め、学んでみたら、その先には自分の知らなかった素晴らしい世界があるかもしれません。

だから、私の中のポジティブシンキングとは、人の意見を理解しようと思い、受け止めて、学んでいくことです。これは素直さということにつながると考えています。

ト音記号

素直さと学び

お教室にはたくさんの生徒さんがいらしてくださっています。

お子様は主に、ピアノ・英語を習いにきてくれています。大人シニアの方は、ピアノやコーラスを習いにきてくれています。

まず、先生に言われたことをやってみよう!と思ってくれる生徒さんはぐんぐんと吸収して伸びていってくれるように思います。

もちろん、人間なので生きていればいろんなことがあり、いつでもポジティブという訳にはいきません。

でも、お教室に来てくれている生徒さんは、本当に皆様、来た時と帰る時の顔が違っています。音楽にふれ、また、先生とお話しして、晴々とした顔で帰っていく生徒さんが多い様に見えます。それこそ音楽の持つ素晴らしい力だな、といつも思わされています。

私は、一人ひとりに合わせて、どんな風に指導したら良いか、今は待つ時期なのか、それとも、乗り越える時期なのか、いつも考えて指導に取り組んでいます。どうか、お教室では、音楽や語学の楽しさを知って、楽しみ、大いに笑って、わからないことは質問したり、一緒に調べたり、たくさんのことを存分に吸収していただけたら幸いです。

ぴあ音楽教室 2025発表会 生徒さんと
キラキラピアノ

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